2010年4月20日から22日、グアム島に英霊の御遺骨の収集に訪れました。
グアム島の地にいまだ発掘されず、ひどい場所と状態で眠る英霊のご遺骨をアメリカ考古学者によって
掘り出す過程を見守る形となりました。
(アメリカの法律で、他国の人間が遺骨を掘り出すことは認められていない為)
先の大戦で祖国の為に命をかけて戦い亡くなられた
18,000余柱の英霊のご遺骨を、
1柱でも多く祖国にお連れしたい、
さもなければ申し訳ないという強い想いがあります。
厚生労働省に我々遺族とJYMAが同行し、5柱の御遺骨の収集の全権を握る考古学者の作業を、はがゆい思いで手をこまねいて、固唾を飲んで見守りました。
21日には収集場所から手榴弾が見つかったことにより
アメリカ軍の爆弾処理作業の為に収集が一時中断したこともありました。
いたわしくも、靴を履いたままの御遺骨は手榴弾を手に持っていたような状況でした。
今回はアメリカの法律や手榴弾の件で作業が遅れ、
残念ながら一柱も収集できない状況でありました。
早く日本にお連れしたいと関係者に強く要望とお願いをして帰国しました。
『自分が英霊の立場であったら、家族に会いたいし、迎えに来て欲しい』
故に一刻でも早く、1柱でも多く日本にお連れしたい。
その想いで今後も活動してまいります。
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