年間約90万人の日本人がグアム島を訪れます。
私たちがいま享受している平和な社会、幸せな日々は、
約80年前まで続いた戦争の時代に、戦火の中で命を捧げられた310万もの方々の尊い犠牲の上にあります。
日本から一番近いアメリカの領土である『グアム島』では、「太平洋の防波堤にならん」と20,810名の日本兵が戦い、19,000余名の方が亡くなりました。
日本に帰られたご遺骨は僅か500柱余です。(厚労省発表)
ご遺骨が日本に帰還しないまま、慰霊もされないまま、今もビーチや小路に残る手つかずの戦争の傷跡。
美しい海が広がるこの島を観光で訪れたとき、
『ありがとうございます』
祈りを込め、『平和』であることに感謝を捧げる言葉を口にしていただけることで
きっと御霊は安らぎます。
NPO法人ピースリング・オブ・グアム・ジャパンのあらまし
1998年、グアム在住の日本人会の有志によりグアム島に2ケ所ある太平洋戦争戦没者慰霊塔の清掃と供養から始まった「ピースリング・オブ・グアム」。
2004年に正式に組織化し、2005年にはグアム政府より法人として認可されました。
毎年の定例清掃会を催し、戦没された方々の慰霊活動を中心に、慰霊記念碑の建立、戦争に巻き込まれた地元の方々との親睦、遺族・遺児との慰霊活動協力を行なっています。
「ピースリング・オブ・グアム・ジャパン」は2012年にNPO法人に認定され、
英霊となられた方々のご遺骨の早期帰還、過去にあった悲惨な戦争の歴史を風化させず正確に次世代につなぐことによる平和への新たな誓い、未だ戦争の傷跡が癒えぬ地元住民の方々との共同活動を通した融和と協調、共生
を目的に活動を続けています。
遺族の最大の念願であるご遺骨の帰還が日本政府の怠慢で難航している中にあって、
この活動に関心を寄せていただける方、ご協力をいただける方、当時のことを知りたいご遺族の皆様からの問い合せ、また、情報などお待ちしております。
ご協力、お力添えをお願い申し上げます。
遺骨収集についてのお問い合わせは
松本平太郎美容室事務所内
〒180-0005
東京都武蔵野市御殿山2-21-10
電話:0422-47-5150(代)
メール:info@mhb.co.jp |