グアム・アガットの地におきまして、去る5月18日、靖国神社及び関係者の皆様方のご厚情とご支援を賜り、また来賓としてお招きした日本国総領事や地元のメイヤー、政府高官の方々のご臨席、多くの同士の参加を得て、慰霊碑の建立除幕式と祭礼祭祀の儀式を無事に執り行うことができました。皆様からいただいたご支援に対し、改めて心より御礼を申し上げます。
慰霊碑は、グアム戦での全ての戦没者、犠牲者を追悼し、平和を願う深い思いを込めて建立いたしました。グアムでの戦いで亡くなられた多くの戦没者、犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、グアムの戦史を永久に風化させないという私たちの強い思いが、ここには込められています。私たちのこの思いを理解して生前に書いていただいたセネター故トニー・アンピンゴ氏の「平和がすべて」という言葉、故横井庄一氏の書による「平和」の揮から「和」の一字をいただき、碑に刻みました。この慰霊碑が今後、日本と米国、地元チャモロの方々との親善交流の原点になり、永久平和を願うモニュメントになれば、亡くなられた多くの方々への供養になると信じます。
希望者からお預かりいたしました写真・手紙・般若心経・国会議員メッセージは、慰霊碑に永久に保存させていただきました。
本来であれば、お目にかかって御礼を申し上げらなければならないところ、取り急ぎ、御礼のご挨拶をさせていただきます。本当にありがとうございました。 |