SALON BLOG
こんにちは!少しづつ暖かい日が出てきましたね。
今回は5月ごろにピークを迎える紫外線の髪へのダメージについて書こうと思います。
肌の紫外線対策はぬかりなく行っているという人も、髪となると案外おろそかにしてしまいがちです。しかし、髪は顔よりも数倍紫外線を浴びているといわれ、それだけ受けるダメージも大きいのです。紫外線の髪への影響や、その対策方法をお教えしたいと思います(^▽^)/
髪の毛の主成分は「ケラチンタンパク質」という線維性の硬タンパク質です。ケラチンタンパク質は、複数のアミノ酸が結合してできており、中でも、イオウを含む「シスチン結合」という丈夫なアミノ酸を多く含むことが、髪の強さやしなやかさにつながっています。ところが、紫外線を浴びることで発生する活性酸素は、このシスチン結合を分解してしまいます。
髪の一番外側には、透明で硬い細胞がうろこ状に重なってできた「キューティクル」があり、髪を保護するバリアとして機能しています。しかし、紫外線を浴びると、キューティクルがはがれやすくなるため髪内部の水分が失われ、枝毛、切れ毛、髪のパサつきが起こりやすくなります。
髪の毛は、頭皮の中に埋もれた髪の深部にある「毛球」という部分でつくられています。ここにある「毛母細胞」が細胞分裂を繰り返して、細胞を押し上げることで、髪が伸びていくのです。このため、紫外線のダメージによって毛母細胞の働きが低下すると、抜け毛や薄毛につながることがあるのです。
また、髪の毛の頭皮の中に埋もれた部分を「毛根」といい、ここには髪に色をつける「色素細胞」がありますが、紫外線によって色素細胞がダメージを受けると、白髪ができてしまうといわれています。
紫外線は、年中降り注いでいますが、5月〜8月にかけては、特に紫外線量が多い時期です。この時期は、いつも以上に念入りな紫外線対策が必要です。また、紫外線(UV−A)は、ガラスも透過するので室内にいるときも、油断しないでおきましょう。
日焼け止めには、髪の毛専用のスプレーや肌と髪兼用の物があるのでそれらを利用しましょう。UVカット効果がある洗い流さないトリートメントでもOKです。また、紫外線が髪に直接当たらないように、帽子や日傘を利用することも大切です。
紫外線を浴びてしまったら、ダメージケア用のシャンプーやトリートメントを使って、髪のケアを。また、髪を傷めやすいブラッシングやブローの際は、事前に洗い流さないトリートメントをつけることで髪の毛を保護できます。
また、濡れたままの髪は、ダメージを受けやすいので素早く乾かすことも大切です!(^^)!
このように紫外線によるダメージはお肌だけでなく、髪の毛にも大きく影響を及ぼします☜
早めのケアで夏でもツヤツヤさらさらな髪の毛を手に入れましょう♪
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